子曰わく、
詐(いつわり)を逆(むか)えず、
信ぜられざるを憶(おもんばか)らずして、
抑々(そもそも)亦先ず學(さと)る者は、
是れ賢か。
(憲問第十四・仮名論語二一七頁)
解 釈
先師が言われた
「だまされないかと早手まわしもせず、
疑われまいかと気もつかわずに、
平常心で接して相手の心がわかるような人は、
賢者といっていいね。」
通 釈
孔子は、人に接する場合に
「人が自分をだますのではないかと、
前もって心配することなく、
また人が自分に不信をもっているのではないかと、
前もって気を廻すこともなくて、
相手の心を正しく直覚する者は、
本当の賢者であろう」
と言われました。
平素孔子に親しく接している人が、
先生は常に、意、必、固、我の四つを
絶たれていたと評していますが、
誰でもこういう
明鏡止水(めいきょうしすい)
の心境にあってこそ
物事を正しく直覚することができるのであります。
心が澄み切って落ち着いた心境
直感的に感知すること
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