2008年10月16日

今日の論語 38

曾子曰わく、

士は以って弘毅(こうき)ならざるべからず。

任(にん)重くして道遠し。

仁以って己が任と爲す、

亦重からずや。

死して後(のち)已(や)む、

亦遠からずや。

(素伯第八・仮名論語一〇二頁)


解 釈
曽先生が言われた
「士は度量がひろく意志が強固でなければならない。
それは任務が重く、
道は遠いからである。
仁を実践していくのを自分の任務とする、
なんと重いではないか。
全力を尽くして死ぬまで事に当たる、
なんと遠いではないか」

通釈
「仁」の字は、
人偏に二を書いて
「二人の間に通ずる心」
というのが一般の解釈であります。

別個の者がたがいに通じ合って
一体観を感ずる
「むすび」、「中の心」
といえます。

人間の体は、
頭、胴、手、足と分かれていますが、
通じて一体となっている
「仁の身」です。

したがって足の小指の先に
小さいトゲが刺さっても、
全身にひびきわたるものです。

また歯が一本痛くても辛抱ができず、
一刻も早く治したい気持ちが起こる。
それが中風にでもなると、
火傷をしても感じなくなります。

こういう体を「不仁の身」
すなわち不仁身(ふじみ)といいます。

更に他人の喜びをわが喜びと感じ、
他人の痛みや悲しみをわが痛みや
悲しみと受け取るのも
「仁の心」
のはたらく人が本当の人である
という意味が含まれているからであります。


 「論語に生き 論語を活かす」 伊與田 學 著より



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posted by こんちゃん at 13:23| 山形 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 論語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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