子曰わく、
利に放(よ)りて行えば、
怨み多し。
(里仁第四・仮名論語四二頁)
解 釈
先師が言われた
「自分の利益のみを思うて行えば、
やがて互いに怨みあうようになることが多い」
通 釈
現代欧州には「EC」、
北米には「NAFTA」とか、
経済圏の構築が進められております。
太平洋沿岸地帯においても「APEC」と
称する構想が論じられるようになりました。
その共通点としては、
利に立っておるということになりますが、
目先の利のみを追求するときは、
やがて怨みから争いとなり、
ついには破滅の道をたどることになりやすい。
孔子も
「利に放りて行えば怨多し」
と言っておられます。
「論語」には他にも
「利を見ては義を思う」
「得るを見ては義を思う」
などがあります。
これは「義」は利のブレーキ役とみている。
要するに真の利は「義の和」であり、
「義は利の本」であるということ。
こらは古来変わらない真理であります。
「論語に生き 論語を活かす」 伊與田 學 著より
もっと先の利を考えていかなきゃニャー
高野大造師の”書いて味わう人生応援歌「論語」”
http://rongo.jp/index.html
論語に学ぶ会 山形塾で学んでいまーす
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