有子曰わく、
禮の和を用(もっ)て貴(たっと)しと爲(な)すは、
先王の道も斯(これ)を美と爲す。
小大之に由(よ)れば、
行わざる所あり。
和を知りて和すれども、
禮を以って之を節せざれば
亦(また)行うべからざるなり。
(學而第一・仮名論語七頁)
解 釈
有先生が言われた
「礼において和を貴いとするのは、
単に私の独断ではない。
昔の聖王の道も美しいことだとした。
そうかといってすべての人間関係を
和一点張りでいこうとすると、
うまくいかないことがある。
和の貴いことを知っても和しても、
礼をもって調節しないと、
これまたうまくいかないのである。」
通 釈
〜前略〜
学校でも「平和」が教育の根幹となりましたが、
いつしか浅薄な平和論が一人歩きをするようになっていまうs。
これを正常化するためには、
まず誤った平等主義や平和主義を反省して、
戦後おろそかにしてきた「礼節」について再考すべきです。
平和の貴いことを知っていても、
礼節をもって調節しないと、
これまたうまくいかないものであります。
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