子曰わく、教有(おしえあ)りて類無し。
(衛霊公第十五・仮名論語二四三頁)
解 釈
先師が言われた
「人は教育によって成長するもので、
はじめから特別の種類はないのだ」
通 釈
「教える」ということは、
「人の道」を教えることであります。
本来は天のルールを「道」、地のルールを「理」
と呼んでいます。
また天地を結んで万物を生生化育する造花のルールを「道」
ともいいます。
そして、その道理にかなった人のルールを「義」といい、
我々が立派な人間になるためにはその「道議」を
踏み行って徳を積む事が最も大切です。
これを先に進んだ人が、後から来る人のために指し示した道標を「教え」
といいます。
それを直接その人から学ぶ事が一番よいわけですが、
それは容易なことではないので、
その人の教えを記した書物等から学んでいくのが最も身近な学び方です。
「論語に生き 論語を活かす」 伊與田 學 著より


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