山形県西川町大井沢で
生涯を地域医療に捧げた
女医 志田周子(ちかこ)さんの
生誕100年祭ということで、
西川町では志田さん関係の
イベントが繰り広げられている。
私も一昨年の11月に
西川町芸術文化協議会40周年
西川町町制施行55周年という
記念すべき年に
ひとり芝居「真知子〜ある女医の物語〜」を
上演させていただいた。
http://konchan55.seesaa.net/article/131825649.html
そしたら、
またお招きをいただいたのです。
葵ひろ子スペシャルコンサート及び
今田裕美子ひとり語り作品受賞祝賀会
本当にありがたいことです。
葵ひろ子さんは山形市のご出身
http://talent.yahoo.co.jp/pf/detail/pp108903
このたび
志田周子さんをモデルにした
「風吹く峠」をリリースした。
この歌は、山形市在住の
世久遊(よくゆう)さんが
作詞作曲されたもので、
一昨年の西川町で公演した際
観に来ていただいたらしく、
その後私の所へ
その詩が送られてきた事がありました。
その「風吹く峠」のお披露目会と
私がひとり芝居の集大成として、
創作した、ひとり語り
「オリオン星の歌〜月山に生きた志田周子」
(ラジオドラマ)の作品が、
日本民間放送連盟コンクール
東北・北海道ブロックで
優秀賞をいただいたので
御祝をしてくださるというのです。
実は、この作品は
制作会社である
YBCラジオ山形放送さんが
いただいたものである
なので、
私が出席してよいものかどうか
迷いました。
しかし、西川町の担当の方が、
「長年ひとり芝居の上演されて
西川町に貢献していただいた
ということもありますし、ぜひに」
という事でしたので、
そのご好意をありがたく受けとることにし
出席させていただきました。
夕焼けまでには早すぎる時刻に
担当の後藤様にお迎えにきていただきました。
山形市内から高速へ入ってしばらくいくと、
なんていえばいいのでしょう
乳白色の空や景色の中に
ポッカリと夕日が飛び込んできました。
オレンジ色のまんまるい
まるで、
卵の黄身だけが浮かんでいるように
車の中から
携帯で写真を撮ったうえに
木がじゃまになり
上手く撮れませんでしたが、
なんとも神秘的な世界にでも
一瞬いたような、
この後のコトが暗示されているような、
なんともいえない
嬉しさや喜びが沸いてきた夕日でした。
車の中で、後藤様と
この夕日を共有できた事が
嬉しくて、この後のイベントが
大成功で終ることを
確信したかのようで
はしゃいでしまいました。
こんなステキなお花をいただきました。
西川町町長の小川様
大井沢区長の志田様
それから関係者様方々を
紹介していただきました。
私の挨拶の時に
ひとり語りの冒頭の部分
3分くらいをご披露させていただきました。
私のお隣には
前町長の近松様がいらしゃってて、
「ひとり芝居も観ましたが、
今田さんの演技は
人をぐっとひきつけますよね」
と最大のお褒めの言葉をいただいた。
今まで役者業をやってきて、
一番うれしい言葉です。
天にも上るような気持ちでした。
その後、葵ひろ子さんのコンサートに
入る前に会食になり、
前町長さんや現町長さんは
日本酒の方が好まれるとかで、
私も一緒に日本酒を
いただきました。
いやはや、日本酒がはいると
ほんわりと暖かくなり、
コミュニケーション力も
上がってきます(爆)
帰りしな現町長さんが
「日本酒は一番コミュニケーションが
とりやすいですね」とのこと。
本当にそう思いますです。
日本酒は会話はいらないかも(笑)
さて、いよいよ
葵ひろ子さんのコンサートです。
歌手の方に上手と言っては失礼
なのでしょうが、
本当にうまいです。
きれいな美しい歌い方をなさいます。
胸にスーっとしみこんできます。
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=wWH13-G-0eA
Youtubeでいろいろ聞けますので、
ぜひぜひ葵さんの歌声を聴いてみてください。
終演後に
初めてお会いした葵さんは
謙虚で物腰のやわらかい、
チャーミングな方でした。
実は、
私の高校の先輩でもあるのです。
今回、初めてお会いしたのですが、
「私、高校の後輩です」
と言ったとたんに
今の今まで他人同士だった空気が
一瞬で先輩後輩の空気がひろがりました。
もちろん、年齢的にはだいぶ離れて
おりますが(笑)
こちらは、葵ひろ子さんの
伴奏をしているバイオリンや
ピアノの方々です。
ちなみに、私の隣にいるリョウさんは
秋田県出身とのこと、
この機会にちょっぴり仲良くなりました。
今回ご招待いただいて、
町のみなさん、関係者の方々
そして、送迎からなにから
担当していただいた後藤様
本当に本当にありがとうございました。
私で出来る事はかぎられておりますが、
今後とも協力をしていきたいと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。
そして、最後に
葵ひろ子さんから
「お互いに頑張ろうねっ」
と言われた言葉は、ありがたく
そして勇気をいただきました。
又、お会いできる日が来ることを
楽しみにしております。
こんなに幸せな場に
ご招待されたのもなにもかも
志田周子さんのおかげです。
私が産まれる一年後に他界なされたので、
もちろんお会いしたことはありませんが、
ひとり芝居という形で、
志田周子さんというひとりの女性を演じ、
そして、ことあるごとに通った大井沢
弟さんご夫婦の話から想像する
志田周子さんの像
本当に本当にありがとうございます。
感謝!